ダイエットしていても、お酒は飲みたい！と思ってしまいますよね。
お酒の表示が「糖質オフ」「糖類ゼロ」となっていても、本当のところは違うようですよ。
表示を信じて飲んでいる方が多いのではないでしょうか？
今回は、ダイエットにお酒がどう作用するのか調べました。
お酒は食欲を増進させ、飲んだ量に比例して中性脂肪の合成が進む
お酒は、消化酵素の分泌を増やしたり胃の血流を良くし、胃の動きを活発にします。
消化運動が高まると、 食欲増進にもつながってしまうようです。
また、お酒を飲むと、 内臓脂肪の蓄積を促すホルモンを分泌させてしまうそうです!!
そして肝臓で分解されるときに、 飲んだ量に比例して中性脂肪の合成が進むこともわかっているとのこと。
中性脂肪は体脂肪である、内臓脂肪、皮下脂肪に変化します。
女性は皮下脂肪、男性は内臓脂肪がつきやすい
女性は、子宮を守る必要があるため、 皮下脂肪がつきやすい。
男性は、力仕事などで体を動かすことが多いため、活動のためのエネルギーに変わりやすい、 内臓脂肪がつきやすいようです。
ということは、 お酒を飲むことによって合成された中性脂肪は、 女性は皮下脂肪、 男性は内臓脂肪になりやすいと考えることができます。
ダイエットでは、内臓脂肪から落ちる！
ダイエットをしてまず先に落ちるのは、内臓脂肪。
皮下脂肪は体温維持や内臓を保護する役割があるため、優先度が低い内臓脂肪の方から落ちるということです。
お酒を飲むと、女性は皮下脂肪がつくので、ダイエットをしてもなかなか皮下脂肪が落ちないということになりますよね。
糖類と糖質 詳しく知ってる？
お酒に、糖質オフ、糖類ゼロなどと書かれているものを見かけます。
糖類とは 、ブドウ糖・果糖・砂糖・乳糖の、 単糖類と二糖類を呼ぶそうです。
これに当てはまらないものは 糖質と呼ばれます。
糖質は、オリゴ糖の 少糖類、でんぷんやなどの 多糖類、キシリトールやソルビトール、エリスリトールなどの 糖アルコール、アスセルファムKなどの 合成甘味料になります。
健康増進法の栄養表示基準は 基準が甘いようですね。
飲料100mlあたり、 糖類や糖質が2.5g未満なら「オフ」と表記できるということです。
糖類や糖質が0.5g未満なら「ゼロ」と表記できるということです。
じゃあ例えばですよ、合成甘味料がびっくりする量入っていても、合成甘味料は 糖質で、糖類ではない。
ということは、「 糖類ゼロ！」と表記してもいいってことか？？
それはあんまりかな。
でも嘘ではないよね。
この表記がOKだとしたら、私達はまんまとだまされていることになりますよ。
また、液体に含まれる糖類や糖質は、固体よりも 体内への吸収率が高いという特徴があるようです。
お酒を飲むということは、糖類、糖質を体内に高く吸収させていると考えた方がいいですね。
ダイエットしててもお酒は飲みたい！
お酒はどう考えてもダイエットの敵だということが分かりました。
特に、体重を大きくダウンさせたいと思っている方は、禁酒しないと成功しません。
でも、お酒が好きな人にとっては、禁酒自体が大きなストレスにつながります。
少しのお酒を飲む楽しみは味わいたい！とも思います。
そして、おつきあいで、どうしても飲まないといけない場合があります。
こういうときに、何を選べばいいのでしょうか。
糖質の低いお酒ランキング
糖類、糖質がオフやゼロでも、糖類、糖質は入っているということを知りましたが、糖質が低いお酒の種類って何でしょうか？
ランキング表示しているサイトがありましたので引用します。
10位 梅酒
100ｍｌあたりの糖質量：20.7ｇ９位 紹興酒
100ｍｌあたりの糖質量：5.1ｇ８位 日本酒
100ｍｌあたりの糖質量4.5ｇ
日本酒の中でも純米酒と吟醸酒は3.6ｇ、純米吟醸酒4.1ｇ、本醸造酒は4.5ｇと製造方法によって糖質量が異なります。７位 ロゼワイン
100ｍｌあたりの糖質量：4ｇ６位 発泡酒
100ｍｌあたりの糖質量：3.6ｇ５位 ビール
100ｍｌあたりの糖質量：3.4ｇ４位 白ワイン
100ｍｌあたりの糖質量：2ｇ３位 赤ワイン
100ｍｌあたりの糖質量：1.5ｇ２位 ジン、ラム
100ｍｌあたりの糖質量：0.1ｇ
カクテルのベースに使われることが多いですが、リキュールやジュースなどを使ったカクテルは糖質が高くなります。１位 蒸留酒
100ｍｌあたりの糖質量：0ｇ
焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカなどの蒸留酒には糖質が含まれていません。アルコール度数が高いものが多いため、飲み過ぎには注意しましょう。（引用：配食のふれ愛 【お酒の糖質量ランキング！】糖質制限がもたらす健康効果とは？
2020.02.10 https://www.h-fureai.com/column/sugar-mass-ranking-sake）
カロリーからみたお酒ランキング
お酒にはカロリーがあります。
こちらはカロリーが高い順に順位がつけてあるので注意。
一般的なお酒を１００ｍｌあたりのカロリーが多い順でランキングしてあります。
カロリーが低いお酒の種類って何でしょうか？
順位 種類 カロリー アルコール度数
１位 ブランデー ２３７kcal 40%
２位 ウイスキー ２３７kcal 40%
３位 梅酒 １５６kcal 13%
4位 焼酎 １４６kcal 25%
5位 日本酒 １０３kcal 15%
6位 ワイン ７３kcal 11%
7位 ビール ４０kcal 5%
（引用：ドラマガーデン お酒のカロリーランキング！
ハイボールは飲んでも太らないは本当？ https://upsgarden.com/sakecalorieranking-whisky-dontfat）
お店で飲む１杯あたりのカロリーが多い順でランキングにしました。
１位が一番太りやすく、順位が下がるにつれ太りにくいお酒となります。
順位 種類 カロリー
１位 日本酒(１合) ２００kcal
2位 生ビール(中ジョッキ１杯) １４５kcal
3位 カシスオレンジ １２５kcal
4位 レモンサワー １００kcal
5位 ウーロンハイ １００kcal
6位 ワイン(ワイングラス１杯) ９０kcal
7位 梅酒ロック 8０kcal
8位 ウイスキー(シングルロック) ７５kcal
9位 焼酎ロック ７０kcal
10位 ハイボール ７０kcal
（引用：ドラマガーデン お酒のカロリーランキング！
ハイボールは飲んでも太らないは本当？ https://upsgarden.com/sakecalorieranking-whisky-dontfat）
糖質は、 蒸留酒がダントツの 糖質量 0g ですね！
赤ワインになると糖質量が急激に増えますね。
ジン、ラムに、ジュースなどを混ぜるのは、糖質量が上がるので避けた方がいいです。
お酒のカロリーが低いのはビールですが、ビールは量を飲むので、結果としてカロリーが高くなってしまいますね。
一杯あたりのカロリーが低いお酒のランキングをみると、糖質の低い蒸留酒の中でも、 ウイスキーをカロリーゼロの炭酸水で割ったハイボールと 焼酎ロックが一杯あたりのカロリーが最も低くなっています。
ダイエット中は少量が基本。
お酒そのものにカロリーがあるので、息抜きとして、 少量のハイボールか 焼酎にしておいた方がいいですね。
アルコールは水に溶けるので、飲酒の前後には、水やお茶などの水分をしっかり摂って体から早く出すことを心がけてください。
（参考：もぐうぇる 【管理栄養士監修】糖質と糖類の違いは？血糖値への影響も解説
2020.04.01 https://mogwell.karadashift.jp/80192）
（参考：RETIO BODY DESIGN【プロが指導】皮下脂肪は筋トレのみで落ちる？効果的に燃焼させるメニューも紹介！ 2020.06.15 https://retio-bodydesign.jp/columns/article/hikasibou_kintore/）
（参考：厚生労働省 e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/）
（参考：オージーフーズ 「糖質オフ・糖質ゼロ・糖類ゼロ」の違いを食品表示のプロが解説
https://www.aussie-fan.co.jp/quality/column）
（参考：エステティック ミス・パリ お酒がやめられない！ダイエットとアルコールの関係【医師監修】 2020.01.17 https://www.miss-paris.co.jp/article/diet/4598/）
（参考：プレジデントオンライン 「糖質オフの酒なら太らない」は大ウソだ
2018.07.03 https://president.jp/articles/-/25483?page=3）
（参考：ドラマガーデン お酒のカロリーランキング！
ハイボールは飲んでも太らないは本当？ https://upsgarden.com/sakecalorieranking-whisky-dontfat）
