特定健康診査を受診して(血液と尿検査)毎年基準値から外れることが多いLDL-コレステロール。
基準値が60~119と書かれているところが、今年は数値がまた上がって134になっておりました。
そして、血糖検査Hb1cの基準値が4.3~5.5が5.6に。
なんとなく体調がすぐれない日々が続いているのです。
その理由が、コレステロール値や肝機能数値、血糖数値にあるのではと思って。
特に頭が気になる。
頭が重い感じがしてて、時々カーッと熱くなったり、脳内の血液の動き?を感じたり、痛かったり、頭とは関係ないかもしれないけど、吐き気がしたり、はたまた心臓が痛んだりなど、見逃せない状態になっているからなのですよ。
おそろしい。
まだあの世に行きたくないので、いろいろと調べて忘備録として残しておこうと思って。
ここではコレステロールと数値について調べました。
コレステロールとは何か
コレステロールは肝臓で作られる脂質で、その量は1日1.0g(1,000mg)程度。
それに対し、食事から摂取しているコレステロール量は1日0.3g(300mg)程度。※平成28年国民健康栄養調査報告より(https://rojiura333.com/cholesterol/)
肝臓から作られている量が7割、食事からは3割となっていて、肝臓から作られるコレステロールの方が多いのです。
だから、食事で摂る脂質を控えても、そこまで効果がないようです。
仮に、脂質を過剰に摂ってしまったとしても、肝臓で作られるコレステロールの量を減らすように調整機能が働くそうです。
ただし、それは肝臓が元気な場合。
肝機能検査で数値が基準を超えている私のような場合は、機能しにくくなる。
コレステロールが全身に運ばれることで、細胞膜や血管壁が作られたり、胆汁酸・ビタミンD・副腎皮質ホルモン・性ホルモンの原材料になったり、ビタミン類などを代謝したりと、コレステロールは重要な働きをしているようです。
だから、数値が低すぎるのも問題なのだそうです。
コレステロールは脂質で水には溶けないため、リボたんぱくというカプセルのような乗り物の中に入って血液に溶け込むようです。
このリボたんぱくの種類が、LDLやHDL。
LDLは肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ運送トラックの役割。
HDLは余ったコレステロールを回収して肝臓に戻す清掃トラックの役割。
そして、体内のコレステロールの量は、LDLによる供給とHDLによる回収のバランスで成り立っているそうです。
LDLコレステロールが多く、HDLコレステロールが少なすぎた場合、回収されずにLDLコレステロールが血管内に蓄積して、血管を傷つけたり、血管の内側を狭める原因となるそうです。
こわいです。
LH比と改善方法
LDLコレステロール値が正常値の140mg/dl未満なのに、心筋梗塞を起こした例が多いとのことで、コレステロールの値ではなく、比率を重視するようになっているようです。
LH比とは、「 LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値」で示される比率のこと。
正常な比は、 LH比が1.5以下。
この数値だと、血管内がきれいで健康な状態。
ただし、先ほども書きましたが、比が1.5以下でも、もともとのコレステロールの数値が基準値未満だった場合は、コレステロールの重要な働きができなくなり、免疫機能の低下や脳出血の危険を増加させるそうです。
数値が低すぎるのも問題なのです。
比が2.0を超えると血管内のコレステロールの蓄積が増えて動脈硬化の可能性。
比が2.5を超えると血栓ができている可能性があり、心筋梗塞のリスクが高いようです。
私の数値を計算してみます。
2011年 LDL:114 HDL:53 114÷53=2.15
2012年 LDL:127 HDL:58 127÷58=2.189
2013年 LDL:115 HDL:62 115÷62=1.85
(2014年~2019年は特定健康診査は受けていない)
2020年 LDL:115 HDL:45 115÷45=2.55!
2021年 LDL:134 HDL:58 134÷58=2.31!
やばいではないですか~!血栓できてるかも!
10年前でもこの比率。
今年よりも昨年の方が数値が高い、しかも2.5超えではないですか・・
改善方法を調べると、だいたい下のようなことが書かれていて、誰もが今までに聞いたことがあるようなこと。
- 食事では、バター・ラード・カップ麺、マーガリン・スナック菓子、卵黄・いくら・するめなどは避けて、野菜類・納豆・大豆・玄米・雑穀・海藻・きのこ類などの、コレステロールを排出する食物繊維が含まれている食品を食べる。
- ポリフェノールを多く含む、緑茶・抹茶(粉末はなお良し)や、大豆由来のたんぱく質飲料の無調整豆乳を摂取する。
- 喫煙はHDLコレステロールの数値を下げてしまうので禁煙をする。
- 適度な有酸素運動を日常生活に取り入れる。
私は肉がほとんど食べれないんですよ。
最近は特に。
魚中心で、野菜だけ食べてる日も多いベジタリアンなのです。
甘いものは好きだけど、そんなに食べてないし。
コレステロール値が高いのがそもそも不思議なのです。
ヴィーガンやベジタリアンなのにコレステロール値が高い
私のような野菜中心なのに、LDLコレステロール値が高いタイプの人は読んでくださいね。
先ほども書きましたが、脂質の7割ぐらいが肝臓で作られていて、食事から摂取する脂質は3割ぐらいなので、食事で摂る脂質を控えても、血中脂質の値にほとんど影響しないといわれています。
食事でコレステロールをたくさん摂ってしまったとしても、その分肝臓で作るコレステロールの量が減るように肝臓が調整してくれるから、肝機能が正常であればコレステロール値が異常に高くなることはないそうです。
肝機能が正常であればです。
肝機能が低下していると、調整機能が上手く働かず、コレステロールが増えてしまう。
肝機能を低下させる要素には、アルコールの摂取、たんぱく質不足などが考えられるそうです。
私はアルコールを摂取しているので、アルコールも原因ですが、摂取していない人はたんぱく質不足が大きいのではないかと思います。
調べると、たんぱく質は人間に必要な栄養素の1つで、血液、筋肉、骨、皮膚を作る他に、内臓も含まれていて、破壊された肝細胞の修復、再生にもたんぱく質が必要なのだそうです。
肝機能を正常にするには、たんぱく質をきちんと摂取していないといけないということですね。
動物性食品に多く含まれるたんぱく質をほぼ摂らないとなると、植物性でたんぱく質を多く含むものを摂らないといけませんよね。
平均的な成人は、1日あたり約50〜65 gのタンパク質が推奨されているようです。
大豆は肉製品と同じで完全なたんぱく質で、すべての必須アミノ酸が摂れます。
納豆、豆腐、豆乳などを摂るようにするといいのですが、苦手な方もいますよね。
↓には、100gに含まれるたんぱく質の量が多い順に並べられているので、とても分かりやすいです。
私はこのサイトを利用して、自分が摂取しやすいものを選んで意識して食べるようにしようと思います。
遺伝によるLDLコレステロール高値
家族性高コレステロール血症という遺伝性の病気があって、LDLコレステロールを肝臓で上手く処理できないようです。
数値が180を超える場合は遺伝性の可能性があるということ。
血縁者のにも同じような体質をもつ人が多いようです。
家族性高コレステロール血症の場合には、生活習慣を整えるだけでは改善が難しく、薬による治療が必要になるそうです。
閉経によるLDLコレステロール高値
女性ホルモンは、閉経に向けて徐々に分泌量が減るそうです。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、脂質の代謝に影響を及ぼし、閉経した人はLDLコレステロール値が上昇する傾向にあるとのこと。
女性ホルモンは脂質を作る量を調整するしてくれる働きがあります。
ですが、閉経後にその調整役の女性ホルモンが減少することで、体が不必要にコレステロールを合成してしまいます。
これが、閉経後の女性のコレステロール値が上昇する主な原因です。
女性ホルモンの分泌量が減少することに対する対策として、大豆に含まれているポリフェノールの一種の「イソフラボン」の摂取があげられています。
持病による影響によるLDLコレステロール高値
持病がある人の場合は、その影響でコレステロール値が増減することがあるそうです。
原因となる病気には、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、糖尿病など。
甲状腺ホルモンは、肝臓のコレステロール受容体に働きかけて、血液中のコレステロール値や中性脂肪を下げてくれるようです。
甲状腺ホルモンが低下しているかどうかは、耳鼻科などで血液検査をすれば分かるようです。
ネフローゼ症候群は腎臓に異常があって水が体に溜まるため、体がむくみ、尿が泡立ち、尿検査で尿たんぱくが出るようです。
調べた結果の感想
まだ原因は特定できませんが、恐らくたんぱく質不足が一番の原因ではないかと思います。
たんぱく質を多く摂ることを心がけようと思います。
でも、原因はそれだけではないと思います。
もっと詳しく調べないと。
今日の夕方に計った血圧が、最高血圧191で最低血圧87だったのです。
今までにない高い数値。
高くても130台だったのに、かなりショックで。
最低血圧が80を超えたことは今まで1度もなかったのに。
先週も80超えでした。
心臓の鼓動が大きいような気がして。
息苦しい感じがする。
来年の私はどうなっているのでしょうか。
かなり不安です。
肝機能数値GOT・GPT・γ-GTPの数値が高い原因を調べてみた
(参考:サンスターオンラインショップ https://www.sunstar-shop.jp/column/article/20211126.html)
(参考:路地裏の栄養学 https://rojiura333.com/cholesterol/)
(参考:血管健康くらぶ https://kekkan-kenko.com/3minute/3mimute01/)
(参考:オムロン https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/)
(参考: http://www.ldl-cholesterol-o-sageru.com/archives/1962.html)
(参考:manalog https://mana-planet.com/highldlcholesterol-2021sep/)
(参考:NHK https://www.nhk.or.jp/kenko/qa/detail_39.html)