我が家には家庭用の血圧測定器はないけれど、義父の家にはあるので、立ち寄った時に血圧を測っていました。
測る時間は特に意識はしていなかったけれど、昼の2時から5時の間。
もともと低血圧で気にしていなかったのです。
でも、2年程前から時々120~130台になることがあって、少し気になる状況に変化していました。
それでも最高血圧は平均110台が多かったのです。
12月31日は大晦日で義父の家にいつもより遅くまでいて、PM7時前に測ったら、ギョッとする数値が立て続けに出たのです。
何と最高181、最低87という数値が・・・
おかしいよね、測定器が異常なんじゃ????
と、深呼吸しながら再度計測したのですが、さらに上がって最高191、最低80という数値。
!!!!
先週は、最低血圧が何度測っても80台になって気にしてた私が、今度は最高血圧が191!
これって倒れてもおかしくない数値なんじゃ!
怖くてこれ以上測れず、心も落ちて気力が湧かず。
もしかしたらに備えて身辺整理をしなくてはと思った次第。
翌日1月1日の元旦に、恐る恐る正午前に測ると、最高血圧は111、105、最低血圧も60台70台の数値に落ち着き、ようやく心も落ち着きました~
でも、血圧が191になったのが気になる。
夜は血圧が上がる?
気になる血圧と動脈硬化について調べました。
血圧とは何?
血圧とは、心臓から血液が送り出される時に血管にかかる圧力のこと。
心臓が血液を送り出すために、心臓の筋肉をギュッと収縮させた時の圧力が最高血圧。
血液が肺静脈から心臓へ戻った時の心臓の筋肉が最も広がった拡張期の圧力が最低血圧。
心臓が縮んだ時の圧が上で、心臓が広がった時の圧が下ですね。
血圧の1日の流れ
血圧は心身の状態に影響され、常に細かく上下しているそうですが、大まかな流れとしては、
起床前から徐々に血圧は上昇し始め、日中活動している間は高くなる。
夕方から夜にかけて活動量が少なくなるにつれ徐々に下がっていき、就寝中が一番低くなるそうです。
高血圧の人の特徴は、 血圧の数値が変動することが多く、変動後に元に戻るまでに時間がかかるようです。
この変動値が大きいほど血管を傷つけるため、脳卒中や心筋梗塞を起こす確率が高く、亡くなるリスクが大きくなるようです。
血圧を下げ、変動値を小さくしないといけないということですね。
血圧が高くなることで起こる合併症は、脳出血、脳梗塞、大動脈瘤、腎硬化症、心筋梗塞、心不全、眼底出血など。
血圧は通常、昼間より夜間のほうが低くなるんですね。
なのに私の血圧はなぜあんなに高かった?測り方が変だったのかなあ。
気になる血圧の症状
・ 夜間高血圧 夜に通常低くなるはずの血圧が低くならない
夜間の睡眠中には副交感神経が優位に働いて、昼間に比べて10 ~ 20 %ほど血圧が下がるのが一般的。
心拍数が減って脈拍も下がるので、心臓や血管への負担が軽くなるそうです。
夜間高血圧の場合は、夜も血圧が低下しないため、心臓や血管は休めなくなって体に大きな負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高まる。
特に、昼間よりも血圧が上昇する人は脳卒中による死亡率が3.69倍高くなるようです。
(https://www.healthcare.omron.co.jp/zeroevents/bloodpressurelab_basic/contents1/146.html)
・ 早朝高血圧 起床時の血圧が短時間で高くなる
午前6時〜正午の時間帯は徐々に血圧が上がっていくため、早朝時に血圧がすでに高いと、心臓や脳などの臓器に余計負担がかかることになり、脳卒中や狭心症などが起こりやすくなる。
夜間高血圧、早朝高血圧の原因として、血糖値やコレステロール値が高い人、心臓、腎臓障害がある人、大いびきをかく人(睡眠時無呼吸症候群)、加齢にともない動脈硬化が起きている、タバコの量が多い、降圧薬の効き目が早朝には薄れている、糖尿病が悪化しているなどがあげられるようです。
もしかして、私はこれ?
血圧の数字はいくつから高血圧?
血圧の数値はいくつから高血圧?と思い調べると、
75歳までは
病院での血圧は、最高血圧140mmHg、最低血圧90mmHg以上。
家庭血圧では、最高血圧135mmHg、最低血圧85mmHg以上。
75歳以上は
病院での血圧は、最高血圧150mmHg、最低血圧90mmHg以上。
家庭血圧では、最高血圧140mmHg、最低血圧85mmHg以上。
となっているようです。
病院では緊張して血圧が上がるから、高く設定されているようですね。
最高血圧ばかり気にしてしまいがちですが、最低血圧は、心臓が広がり膨らんでいる状態で負荷がかかっていない時の圧力なので、この数値が高いのは良くない状態なのだそうです。
最低血圧が高いということは、心臓から遠い場所にある手足の細い末梢血管が硬くなっていることを意味するようです。
動脈硬化は通常、細い血管から太い血管へと進行していくそうです。
心臓に近い太い血管は問題がなくて、最高血圧が高血圧に該当しなくても、最低血圧が該当すれば 高血圧になるとのこと。
血圧は200以上でも心配ない?
血管の動脈って強いようですよ。
血圧がかなり高くなると、脳出血などの病気が怖いですよね。
私も血圧191mmHgになったときは、かなり焦っていたので調べたのですが、脳の動脈は600mmHgまで耐えるそうです。
それに、激しい運動をしている時の血圧って200mmHgを超えているそうです。
血管の動脈硬化が進行していると、正常血管ほどの耐圧はないけれど、常に200mmHgになっていないな
ら、過度の心配はをしないほうがいいと私は思いました。
血圧測定の結果を気にすると、それがストレスになり、交感神経の活動を活発にしてしまい、血圧の上昇を招くホルモンの分泌が増えてしまうからです。
でも、動脈硬化がどの程度なのかは把握していたいですよね。
動脈硬化の状態が分かる平均血圧と脈圧
平均血圧で末梢血管の動脈硬化の状態が分かるそうです。
↓平均血圧を求める計算式です。
平均血圧=下の血圧+(上の血圧-下の血圧)÷3
平均血圧は 100mmHgを超えないよう、できれば95mmHg未満であることが望ましいとされているようです。
これ以上は動脈硬化が進んでいるということになります。
たとえば私の一番悪い数値、上の血圧が191で、下の血圧が80だと、
80+(191-80)÷3=117
平均血圧117となります。
100以上なので血管が硬くなってきているということですよね・・・
脈圧からも分かるようです。
脈圧=上の血圧-下の血圧
私の場合、
191-80=111
脈圧は111。
基準となる脈圧の正常値は40〜60mmHgだそうです!
これ以上になると太い血管の動脈硬化が疑われるとのことです。
これりすくんアプリ
狭心症や心筋梗塞が起こる確率が分かる、冠動脈疾患発症予測ツール「これりすくん」というアプリを見つけました。
特定健診などで出たコレステロールなどの数値を入力すると、どのくらいのリスクがあるかが分かります。
私の12月31日の血圧、最高血圧191、最低血圧80を入力し、その他の数値は下の2021年10月18日の検診結果の数値を入力してみました。
特定健診検査結果には、総コレステロール値がありませんが、これりすくんの計算では必要です。
調べると、
総コレステロール = 善玉(HDL)+悪玉(LDL)+(中性脂肪TG÷5)
という計算式で求められるようです。
これで計算すると、私の総コレステロール値は204.4になりました。
これりすくんアプリに数値を入力してみました。
結果は・・・
低リスク
10年以内の冠動脈疾患発症確率 :1.6%
同年齢、同性で最もリスクが低い人と比べて3.2倍発症確率が高くなっています。
となりました~まだまだ大丈夫そう♡
動脈硬化を調べる頸動脈エコー検査他
自分の血管の状態をきちんと知りたい時はどんな検査を受ければいいのかを調べると、
頸動脈エコー検査 、眼底検査、CT検査、MRI検査、冠動脈造影検査、血管内超音波検査、OCT検査、ABI検査、baPWV検査、FMD検査
など、たくさんありました。
頸動脈エコー検査は、断層撮影(物体の内部画像を構成する技術)された画像によって、血管壁の厚さと血管の内側の状態がわかります。
腹部超音波検査と同じ超音波ゼリーを使うようです。
ゼリーを首に塗って医療機器を当てながら、モニターに頸動脈を映し出して動脈硬化の程度を測定。
ゼリーを塗って仰向けになるだけで被ばくもしないので安心です。
血管を観察する検査としては最も簡単で、医療機関の動脈硬化の検査では最初に行うようです。
検査費用は1,000~5,000円
検査時間は10~15分 程度。
この検査から、冠動脈の動脈硬化を推定できるとのことですが、この検査だけで全身の動脈を完全に評価できるわけではないため、その後、 眼底検査、CT検査、MRI検査、冠動脈造影検査、血管内超音波検査、OCT検査、ABI検査、baPWV検査、FMD検査などで詳しく調べるようです。
調べてみた感想
脳の動脈は600mmHgまで耐えるそうだし、激しい運動をしている時の血圧は200mmHgを超えているそうだから、血圧が200mmHgぐらいに上がっても、そこまで心配しなくてもいいと分かりホッとしています。
かなり気にしていたので。
ただ、年末に測った時間帯は初めての測定時間だったので、もしかすると、夜間に逆に血圧が上がる「夜間高血圧」なのではと思っています。
近いうちにもう一度夜7時前に測って、最高血圧が150以上あったなら、対策を考えなくてはなりません。
肝機能数値GOT・GPT・γ-GTPの数値が高い原因を調べてみた
(参考: medicommi https://medicommi.jp/69379)
(参考: 血圧ライフ http://kouketsuatsu-naosu.com/fuyuhaketuatugaagaru/)
(参考: mamotte https://mamotte.jp/bp-200)
(参考:Medical Note https://medicalnote.jp/contents/)
(参考:https://kotobank.jp/word/)
(参考:https://itom-gp.com/?p=416)
(参考:Medi Palette https://www.lotte.co.jp/medipalette/894/)
(参考:ダイアモンドオンライン https://diamond.jp/articles/-/224496?page=2)
(参考:人間ドックなび https://www.docknet.jp/media/medical-checkup-23/)