太ると、空腹になる前に食べ物を手にする傾向があります。
さらに、食べ始めると胃が膨れるまで食べる。
腹八分ではやめられません。
福岡県みやま市にある工藤内科副院長である工藤孝文先生が考案された「やせる出汁」。
これを飲むと2週間で食欲をコントロールできて、味覚も正常化するそうですよ。
体にとても良さそうなので、このサイトでシェアしますね。
過食、脂っこいものや甘いものへの執着は「幸せホルモン」が不足しているかも!
「幸せホルモン」と呼ばれる脳内ホルモン。
私達がよく耳にするのが、イライラを抑えてくれる「セロトニン」、快感を得ることができる「ドーパミン」、心を落ち着かせる「オキシトシン」の3つです。
どうやらこのホルモンが不足すると、不足を補おうとして体が食欲を増進させたり、甘いものや肉類を食べたいと思わせ、ホルモンの分泌量を増やそうと頑張るそうですよ。
例えば、ストレスが高いと、体がホルモンを分泌して正常に戻そうとします。
ストレス続きだと、ホルモン分泌を常に行わないといけない状態になり、当然ホルモン不足になり、体は食欲を常におこさせて分泌量をまかなおうと頑張ります。
私達は食欲がわくので当然食べます。
食べ続けるうちに、濃い味や高カロリー食を感知する「脂肪味」の感受性が低下していき、腹八分でやめられない悪循環に陥り、その結果太ってしまいます。
もともと女性は男性よりも、セロトニン合成量が少なく、情緒不安定になりやすいため、肉類や甘いものに対する食欲が高まりやすいそうです。
「やせる出汁」で悪循環を断ち切る
工藤先生が考案された「やせる出汁」は、幸せホルモンの不足分を補ってくれるようです。
幸せホルモンには、うまみ成分であるグルタミン酸やイノシン酸が有効。
うまみ成分は、幸せホルモンのような働きをするそうです。
「やせる出汁」の材料の かつお節には「ヒスチジン」、 煮干しには「イノシン酸」、 刻み昆布には「グルタミン酸」、 緑茶には「テアニン」のうまみ成分が含まれています。
これらは 脳に作用して食欲を抑え、ストレスを軽減し、心のバランスを整えて精神を安定させる効果があるそうです。
この「やせる出汁」のもう1つの効果が 味覚の正常化。
味覚を感じる器官である味蕾(みらい)に作用して脂っこいもの、甘いものが食べられなくなってくるのだそうです。
味蕾が生まれ変わるのには 2週間が必要。
「やせる出汁」を飲み続ければ、2週間で味覚が正常化するそうです。
忘年会や新年会が続いて過食気味になっても、出汁を飲めば2週間でリセットできるとのこと。
「やせる出汁」は、2週間で心を満たし、食欲をコントロールし、味覚を正常化してくれます。
効くかどうかは作って試してみてくださいね!!
食欲をコントロールすることができるようになると、やせる体に変えることができますね。
やせる出汁の作り方
(画像出典:東洋経済オンライン
<材料>
煮干し 10g
かつお節 30g
緑茶葉(抹茶・ほうじ茶もOK) 5g
刻み昆布(塩昆布はダメ)10g
<作り方>
① 煮干しとかつお節を炒める
1.フライパンを中火にかけ、煮干しをちぎってからいりする
2.パチパチと音がしてきたらかつお節を入れ、かき混ぜながらさらにからいり
3.かつお節を軽く握って崩れる状態になったら火を止める
② 刻み昆布と緑茶葉を加えてミキサーに入れる
ミキサーに刻み昆布、緑茶葉、①の順番に入れて細かく攪拌(かくはん)する
③ パウダー状になれば完成
密閉容器やビンなどに入れて冷暗所で保存する。
2週間ほど常温保存が可能。
夏場は冷蔵庫に入れると安心です。
やせる出汁の飲み方
大さじ1杯の「やせる出汁」を入れて、お湯を150~200ml注いで刻み昆布がやわらかくなるまで1分ほど待って飲む。
考案された工藤先生のおすすめの飲み方
- 冬は水筒に温かい出汁を入れて持ち歩き、毎食前や小腹がすいたときに飲む。
- 就寝前に飲めば気持ちが落ち着くのでよく眠れる。
- 粉をおにぎりにまぶしたり、お味噌汁に入れても効果がある。
- 自然のものなので病気の方やお子さんの食育にもよい。
体に良い食物のうまみ成分なので、摂取量は気にしなくてよいようです。
脂や糖が食べたいという欲求に駆られたときは、この「やせる出汁」を飲めばよいということですね!!
まとめ
- 過食や脂っこいものや甘いものへの執着は、脳内の幸せホルモンが不足している可能性がある。
- 「やせる出汁」は、幸せホルモンの不足分を補ってくれるうまみ成分でできている。
- 「やせる出汁」を飲むことで、心が満たされ、食欲をコントロールし、味覚を正常化してくれる。
- 「やせる出汁」を飲み続けると2週間でやせる体に変えることができる。