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なぜ人間はアブラたっぷり料理が好きなの?

なぜ人間はアブラたっぷり料理が好きなのか?

ロケットニュース24(https://rocketnews24.com/2017/06/26/917449/)に、ダイエット中に食べたら危険な料理ベスト10が載せてありました。

書き出してみると

  • 1位 中華
  • 2位 カレー
  • 3位 トンカツ
  • 4位 天ぷら
  • 5位 ラーメン
  • 6位 串カツ
  • 7位 ハンバーグ
  • 8位 菓子パン・ドーナツ・ケーキ
  • 9位 アイスクリーム・ソフトクリーム
  • 10位 ジュース

 

でした。

大好きなものばかり!って思いませんか?

私は中華料理が好き。

1位になってしまっていますね・・・

人間はこのような危険な太る料理って好きですよね~。

 

1位から7位まではアブラたっぷりで、8位からは糖質たっぷりです。

1位から7位までに注目すると、人間はアブラが好きなんだと思いますよね。

でも、アブラって味ないですよ・・・??

どうして人間はアブラたっぷり料理が好きなのかと疑問に思い調べてみました。

 

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人間はなぜアブラがたっぷりの料理を美味しいと思うのか

 

 

アブラは、1gあたり9kcalものエネルギーがあるそうです。

エネルギーが高い油は、人間のエネルギー源としてかなり重要な栄養素。

「人間はなぜアブラたっぷり料理を美味しいと思うのか」の答えは、

 

 身体に重要な栄養素を美味しいと感じるようになっているから。

 

でした。

どうやら「身体に重要な栄養素は美味しい」と感じるよう、私たちのDNAに刷り込まれているようなのです。

 

DNAに刷り込まれているから、見ただけで食べたいと思うんだ~

と、妙に納得してしまいますね。

先ほどのランキングの8位から10位は糖質たっぷりなので、糖質も体に重要な栄養素ですよね。

納得。

 

私達の舌の表面には、ブツブツとした小さな突起がありますよね。

舌乳頭(ぜつにゅうとう)と呼ばれているらしい。

この舌乳頭の中に、 味蕾(みらい)という器官が約10,000個ほどあるそうです。

 

味蕾にある「味細胞」が味を識別。

そこで感じた味を神経を通じて脳に伝達する。

そこではじめてどういう味なのかが判断できるようになるとのこと。

 

口の中に入ったアブラは、唾液と混ざって「脂肪酸」と「グリセリン」に分解されるそうなんです。

舌の表面に、分解された脂肪酸が乗ると、味蕾が脂肪酸を感知。

すると、「身体に重要な栄養素は美味しい」と感じるようにDNAに刷り込まれているため、味蕾の味を伝える能力が格段にパワーアップするようです。

そうしてそれが脳に伝えられて「美味しい!」と感じるようです。

 

脂肪酸そのものには明確な味というのが存在しないのにです。

こういった仕組みが勝手にできあがっている私達の体ってとても不思議ですよね。

 

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良いアブラを体に摂り入れるようにする

 

ダイエットに油は大敵だと考えがちですが、実は違うようです。

脂肪酸は、

「飽和脂肪酸」「トランス脂肪酸」「多価不飽和脂肪酸」「一価不飽和脂肪酸」

に大別されるようですが、その中の「飽和脂肪酸」と「トランス脂肪酸」は、脂質異常症の原因になるので避けた方がいいようです。

脂質異常症とは、

悪玉コレステロール(LDL)が140mg/dl以上
善玉コレステロール(HDL)が40mg/dl未満
中性脂肪(トリグリセリド)が150mg/dl以上

になること。

このうちのどれか一つでもあてはまると脂質異常症。

血液検査をすれば分かります。

 

避けるべきアブラ

 

飽和脂肪酸・・主に動物性の脂質である、クリーム、バターなどの乳製品、ラード、霜降り肉、手羽先、ベーコン、ソーセージ、室温で固体である脂すべて(マーガリンとショートニングを除く)、例外として、植物性のココナツ、ココナッツオイルなど。

 

トランス脂肪酸・・植物油を高温にする過程などで生成される脂肪酸で、飽和脂肪酸よりも脂質異常症の原因になるらしい。
マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、またこれらを使った焼き菓子、ファストフードの揚げ物、レトルト食品など。

 

食パン、菓子パンって必ずトランス脂肪酸入ってますよね。

毎日せっせと摂取してるのだが。。

大丈夫だろうか。。

 

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摂った方がよいアブラ

 

摂った方がよいアブラは不飽和脂肪酸。

多価不飽和脂肪酸であるオメガ3・・体内では作ることができず、食物から摂る必要がある必須脂肪酸。
アマニ油、えごま油、カメリナ油、チアシードオイル、サチャインチオイル(インカインチオイル)、くるみ、魚油(サバやイワシなどの青魚)など。

多価不飽和脂肪酸であるオメガ6・・体内では作ることができず、食物から摂る必要がある必須脂肪酸。
紅花油、コーン油、大豆油、ごま油など。

一価不飽和脂肪酸であるオメガ9・・比較的エネルギーとして使われにくく、常温で液体の脂肪酸で、善玉コレステロールを上げて、悪玉コレステロールを下げる作用がある。
オリーブオイル、オリーブ、キャノーラオイル、カシューナッツ、ピーナッツ、アボカドなど。

特に重要なアブラは、オメガ3だそうです。

↓ビタミンE含有量も多く、酸化されにくく、加熱料理に使えるオイル!

 
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まとめ

 

「人間はなぜアブラたっぷり料理を美味しいと思うのか」という答えは、

 身体に重要な栄養素を美味しいと感じるようになっているから。

 

でした。

「飽和脂肪酸」と「トランス脂肪酸」は避けた方がいいアブラ。

「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」は摂ったほうがいいアブラで、特に必須脂肪酸のオメガ3は意識して食事からとるようにすることが大切とのこと。

 

参考になれば嬉しいです。

 

(参考:食環研コラム  https://www.shokukanken.com/column/foods/002174.html)

(参考:オールアバウト https://allabout.co.jp/gm/gc/301354/2/)

(参考:オールアバウト https://allabout.co.jp/gm/gc/301354/)

(参考:オールアバウト https://allabout.co.jp/gm/gc/443031/)

(参考: EX|DBX  https://exidbjp.tistory.com/706)

(参考:EPARK https://haisha-yoyaku.jp/docs/hamigakids/column/child-taste-buds.html)

(参考:百珈苑 https://sites.google.com/site/coffeetambe/coffeescience/physiology/taste/organs)

(参考:味覚障害になる仕組み https://dysgeusia.info/category1/entry48.html)

(参考:味博士の研究所 https://aissy.co.jp/ajihakase/blog/archives/17412)

(参考:認知症協会 http://hokenkinousyokuhin-navi.work/cyusei-sibou/article-4/)

(参考:油について知るためのブログ https://aburano-hanashi.kuni-naka.com/2142)

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