ワインに含まれるポリフェノールの一種であるレスベラトロールってダイエットにもいいというサイトがありますが、ほんとにそうなのか調べてみました。
「お酒の中で、唯一赤ワインだけは体にいい」
と私は思い込んでいました。
なぜなら、当時かかりつけだった病院の先生が言われたからです。
お酒を飲むときは赤ワインを購入していました。
ウィキペディアをみると、レスべラトールは思い込み通り、いいことずくめのようです。
でも、まったく根拠なしという論文も発表されているようなのです。
レスベラトロールとは?
ウィキペディアによると(https://ja.wikipedia.org/)
レスベラトロールは、スチルベノイド(スチルベン誘導体)ポリフェノールの一種。
いくつかの植物でファイトアレキシンとして機能しており、またブドウの果皮などにも含まれる抗酸化物質として知られる。
レスベラトロールは赤ワインに含まれることから、フレンチパラドックスとの関連が指摘されており、心血管関連疾患の予防効果が期待されている。
レスベラトロールは寿命延長作用の研究が、酵母、線虫、ハエ、魚類で報告され、2006年、「Nature」にてヒトと同じ哺乳類であるマウスの寿命を延長させるとの成果が発表され、種を超えた寿命延長作用として、大きな注目を集めた。
マウスなどのモデル生物・実験動物を用いた研究では、寿命延長・抗炎症・抗癌・認知症予防・放射線による障害の抑止・血糖降下、脂肪の合成や蓄積に関わる酵素の抑制などの効果が報告されている。
なになに!重要なことをもう一度こちらに書くと
レスベラトロールの効果
心血管関連疾患の予防
寿命延長
抗炎症
抗癌
認知症予防
放射線による障害の抑止
血糖降下
脂肪の合成や蓄積に関わる酵素の抑制
いろいろな効果があるんですね!
しか~し!
ダイアモンドオンライン
(レスベラトロール効果無し?長寿作用はすでに疑問符 2014.6.23 https://diamond.jp/articles/-/54941)
には、 長寿・がん予防・心臓病予防の効果が全否定されるとあります。
長寿に関しては2011年3月のネイチャーがソース元のようです(http://www.ukakis.com/)
でも、脂肪に関しては書いていない・・・!
さてさてどうなんでしょう。
興味ありますね!
レスベラトロールはダイエットにいい?
ダイエットに関係しているのは、先ほどのウィキぺディアの「 脂肪の合成や蓄積に関わる酵素の抑制」のところですね。
そして、この部分に関して、ウィキペディアにはこう書かれています。
2011年、ヨーロッパの研究チームが肥満男性にレスベラトロールを投与したところカロリー制限をしたのと同等の効果が得られた[16]。
肥満男性11人と健康な男性11人を対象に、レスベラトロール(150mg/日)のサプリメントとプラセボ(偽薬)を用いて二重盲検比較試験を実施したところ、レスベラトロールを30日間服用した後に、エネルギー消費、代謝率、血糖値、血圧は低下し、肝臓に蓄積した脂肪は減少していることがわかった。
[16] Timmers S. et al. Cell Metabolism 14(5):612-622 (2011)
マウスによる実験ではなく、実際に人に協力してもらって試しているので、説得力がありますよね。
他にもレスベラトロールに関する効果を研究したものってあるのでしょうか。
ネット検索してみると、
・【論文紹介】レスベラトロールはベージュ細胞を増やす
(ヘルシーパスブログ 2015年 https://www.healthy-ass.co.jp/blog/20150708-2/ )
↑白色脂肪細胞をベージュ細胞に変化させられれば肥満の減少に役立つ
・レスベラトロールの抗肥満作用のシステムズ薬理学(2015年 第127回 日本薬理学会近畿部会大会)
・レスベラトロールの内臓脂肪蓄積抑制メカニズム(2018 https://ci.nii.ac.jp/naid/40021432145)
・レスベラトロールがアディポネクチンを活性化!肥満・2型糖尿病を改善!(レスベラトロール研究論文~熊本大学 2020年11月11日)
etc.
最近も研究されていて学会でも発表されていることから、レスベラトロールのダイエット効果はあるといえるのではないでしょうか。
ちなみに・・ワインに関してですが、レスベラトロールは、赤ワイン1杯に多いものでもたった1 mg程度しか含まれていないそうなのです。
白ワインはどうかというと、ブドウの皮や種を取り除いて果実だけを絞っているので、レスベラトロール含有量は赤ワインより少なくて1/4ほどとも言われています。
1日最低100㎎以上摂るとレスベラトロール効果があるといわれているようなので、赤ワインを摂取してもレスベラトロール効果はほとんどないということがわかりました~
これに対して、日本国内外で販売されている レスベラトロールのサプリメント は、1日量1 mg以下から500 mg以上のものまであるのです。
ここで問題となるのが一日の摂取量。
健康に悪影響がないと推定される一日摂取許容量(ADI)は、体重60 kg当たり1日450 mgなのだそうです。
120mgとする研究グループもあるということ。
かなり量に差がありますね!
摂取量が多いと、逆に体に良くないので、1日の摂取量は気を付けた方がよさそうです。
(参考:日本薬学会 環境・衛生部会 http://bukai.pharm.or.jp/bukai_kanei/Topics/Topics35.html)
レスベラトロールサプリ
レスベラトロールサプリで「自然に痩せた」という方のサイトを見つけました。
(酵素カフェ コロナ太りを払拭する「レスベラトロール」効果を実感しました〜
https://bach-iruka.com/%e3%83%80%e3%82%a4%e3%82%a8%e3%83%83%e3%83%88/89253/)
↓この方が使っているのが日本国内GMP認定工場で製造されている「 Mariabella」のレスベラトロールのサプリ
原材料
ギムネマ粉末、クロム含有酵母、亜鉛含有酵母、難消化性デキストリン、キャンドルブッシュ粉末、白いんげん豆エキス末、ガルシニアエキス末、コレウス粉末、サラシア粉末、脱脂小麦胚芽、赤ワイン抽出物(レスベラトロール含有)、酵母ペプチド、生コーヒー豆エキス末、キノコキトサン、ブラックジンジャー粉末、植物性乳酸菌粉末/ゼラチン、ステアリン酸Ca、緑茶抽出物、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸Ca
↑この原材料を調べてみました。
原材料は含有量が多い順に表記しないといけないので、ギムネマ粉末が一番多く入っているということですね。
ギムネマ粉末(糖分の吸収・血糖値の上昇を抑制)
クロム含有酵母(血糖値上昇を抑制・脂質代謝・筋肉量の増加)
亜鉛含有酵母(たんぱく質合成・筋肉保持)
難消化性デキストリン(糖分の吸収と血糖値の上昇を抑制)
キャンドルブッシュ(便通が良くなる)
白いんげん豆エキス(血糖値の上昇と炭水化物の吸収を阻害し食欲抑制)
ガルシニアエキス(空腹感を抑える)
コレウス粉末(食欲低減・脂肪燃焼)(コレウス・フォルスコリーは食品衛生法の特別の注意を必要とする成分として指定されています)
サラシア粉末(糖分の吸収・血糖値の上昇を抑制)
コーヒー(脂肪分解)
キノコキトサン(脂肪吸収を抑える)
ブラックジンジャー(脂肪の分解・燃焼効果が一般の生姜の5倍)
緑茶(脂肪分解)
ピンクラインのコレウス粉末は要注意成分。
調べると、コレウスフォルスコリーの脂肪燃焼成分が、下痢を引き起こす原因にもなっているようです。
含有量が分からないので何ともいえませんが、お腹が弱い方は注意が必要です。
このサプリにはいろいろなダイエットに働きかける成分が入っていることが分かります。
凄いですね~
毎日飲むと、何らかの効果があるのではないでしょうか。
アマゾンサイトを見ると、サプリは1日2~3粒が目安と書いてありますが、酵素カフェサイトのこのサプリを試している方は、1日1粒で十分な効果があったそうですよ。
No.1のレスベラトロールはどれ? – 厳選各社レスベラトロールを比較
( http://xn--u9jk0rwcrdwc2cwdv868dsl0d.com/)サイトでは、
株式会社ナチュレ・ホールディングスのナチュレ・レスベラトロールが評価第1位となっていました(https://www.nsup.jp/lineup/135resveratrol.htm)。
他にも多くのメーカーがレスベラトロールサプリを製造しています。
大手通販サイトのレスベラトロールサプリのランキングを載せています。
興味のある方はご覧になって下さいね。